没有天使的 12 月
-願ったのは束の間の安らぎ
叶ったのは永遠という贖罪-
人間関係は軽く薄く小さくがモットーであり、
なにごとにもいい加減で投げ遣りな生活を送っている主人公。
特にやかましい妹がいるせいもあって、女は面倒だと思っている。
そんな主人公と違い、友人は女の子との恋愛に時間を費やし、
肉体関係になることに至上の価値を求めているので、
主人公に恋愛を勧めるのだが、まるで聞く耳を持たない。
ところが、ある女の子とのささいな言い争いから、
なりゆきと興味本位でその場限りの関係を持ってしまう。